語学学校、何が辛い?

ドイツ移住

留学に行って、順調に友達もつくって充実した日常を送ることができる人はどれだけいるのでしょうか?!少なくても最初からうまくいく人は少ないと思います。

私は6ヶ月間ドイツの語学学校に通いました(A1,A2,B1まで各2ヶ月)が、最初の2ヶ月間は地獄のようでした。

今回は語学学校での辛かったエピソードを共有して行こうと思います。

 

何が辛かった?

●説明のための説明が理解できない

私は一番初級のA1のクラスから通い始めたのですが、最初の方は説明が英語でした。

私は英語が全くできません、、。

初級のクラスだったので先生もわかりやすくページ数や説明をできる限りホワイトボードに書いてくれたりはしていたものの私には理解できないことがたくさんありました。

教科書に基づいて授業が進んでいるときはまだ良いものの、本当に地獄だったのはなんの説明もない真っ白な紙だけ渡されて

「じゃあ10分くらいで終わらせてね。始めて〜!」

と言われ時

 

”何を始めればいいのかわからない、、、”

他の生徒は英語ができる人がほとんどなので私以外は先生の合図でペンが動き出す。

私はしばらく停止。

隣の人に聞いたりしたら優しく教えてくれるのですがそれでもわからないときもあり、作業の最後の方になってやっと理解したり。

理解した頃にはもう時間が2分しかない、、。みたいなことがざらにありました。

●授業でやるゲームのルールが理解できない

私のクラスは習った単語などを使ってたまにゲームをしたりしていたのですが、説明が理解できないのでゲームで自分の番が来ても何もできないのです。

「わからない、、」

というしかなかったのですが、ルールが分からないのではなくゲームの答えがわかってないのだと思われてしまい、

「大丈夫頑張って!!」

と言われる始末。

ルールが分からないといえばいいじゃん?と思うでしょ?

当時の私はそれすらも言えないくらい頭が真っ白になってしまっていたのです、、!

ゲームも他の生徒がやっているのを見て終盤になってからやっと理解するということがざらにありました。

 

●想像以上に疲れる

私の通っていたクラスは一日4時間で週5のコースでした。

日本にいるときは

”一日たったの4時間か。他の時間で色々できるな”

と案外楽勝だと思っていたのですが、実際通ってみるとすごく疲れて昼寝は必須みたいな状態でした。

やはり慣れない環境で生活していることと、慣れない言語で授業を受けることは想像以上に体力を使うことだと通ってみてわかりました。

A1の頃は

こんな感じの生活でした。語学学校以外にもやることがったのもあり結構きつかったです。

当時は昼寝をすることに罪悪感を感じていましたが、今思えば必要な睡眠だったと思います!



6ヶ月間ずっと辛かった?

●3ヶ月目からは少し光が見えた

地獄だなと感じたのは最初の2ヶ月間だけでした。

3ヶ月目のA2からは少し光が見え始めました。

まず”説明がわかる!”

A2からは説明もドイツ語に切り替わったのですが、2ヶ月間A1の勉強をしてきただけあってA2からは説明が聞き取れるようになりました。

そして他の生徒とも少しずつ話せるようになりました。

説明が聞き取れる、ゲームのルールがわかるようになった時の嬉しさは今でも忘れられません。

”やっとスタート地点に立てた!”

と思いました。

●5ヶ月目はやっと慣れてきた

5ヶ月目はB1のクラスが始まり内容は難しくはなりましたが、授業や生活に少しずつ慣れてきました。

あとドイツ語でのコミュニケーションが前よりできるようになっていることを実感する機会が増え、やっとドイツ語において楽しいなという感情が芽生えたのもこの頃でした。

語学学校での時間をより良くするためには?

私は日本でも積極的なタイプではなく、

最初のころは一番うしろでただ黙って先生の話を聞くので精一杯でしたが、ただ黙って座っているのはもったいないと思いようになりA2の授業から少し変えた事がありました。

●一番前の席に座る

先生の話を聞くので精一杯だったことはあまり変わらないのですが、座る席を一番前にしました。

一番前にしたことでこのようなメリットがありました。

  • 間違っているところを先生に気づいてもらえやすい
  • 先生に質問しやすい。
  • 私の手が止まってた時助けてくれることが増えた

 ですので恥ずかしがらずに座る席を変えてみるのはおすすめです!

 

●クラスの人と話す機会を増やす

なかなかクラスみんなの前で発言するなどはできなかったのですが、個人的な会話は意識して増やそうとしてみました。

会話の中で使った単語は忘れにくいです!

語学の上達は実際に話すことだと言われていますが、本当にそのとおりだと思います!

●授業を休みたいときは休む

これは一見悪いように思われがちですが、授業料を払って参加しているのは自分ですので誰にも迷惑はかかりません。

うしても疲れて休みたいときや、どうしても行きたくないときは迷わず休んでいいと私は思います。

私は自主休校して隣町に一人で遊びに行ったり、授業には行かなくても家で復習をしたりしていました。次の日はスッキリしてまた授業に行くことができました!

どうしても気が向かないときや疲れているときに行っても結果的に集中できません。

無理して行っても

”あー全然集中できなかった、、、。疲れた”

となって逆に落ち込むことは目に見えています(A1の時がそうでした)。

目的はドイツ語を学ぶ事であって授業に毎日通うことが目的ではないので、自分が頑張り続けられる方法を自分自身で見つけられると良いのではと思います!

 

●周りの人と比べない

周りの人と比べて

”自分はだめだ、、”

と思ってしまうこともあると思いますが人と比べる必要はまったくないです!

そうはわかっていても比べてしまうことはあるとは思います。

ですがみんなが同じタイミングでドイツ語をはじめたとしても、全員が同じスタートラインなわけではありません!

英語ができる人などはドイツ語にも英語から来ている単語などもあるので関連付けやすいですし、母国語が何かによっても習得のスピードは変わってくると思います。

母国語の文法がドイツ語の文法と似ていたり、発音が似ていたりする部分があるとその人たちのほうが早く覚えられるのは自然なことだと思います。

全く別の言語を学ぼうとしてる事自体すごいことだと思うので自身なくさず頑張りましょう!!!

 

まとめ

今回はドイツでの語学学校についてお話させていただきました!

語学ってすぐできるようにはならないし、時間がかかるものだと思います。

だからこそ楽しんで学べる方法がみつかるといいですよね!

私もまだまだなので語学を楽しく学べる方法を模索中です!

それでは今回はこの辺で!

ここまで読んでくださってありがとうございました!!!

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